旅行ガイドブックは重要

旅行ガイドブックの体裁は、A5やB5、B6、バイブルサイズなど比較的携帯に便利な小型サイズが多い。一方で、近年自動車による旅行を楽しむ者も増加傾向にあり、A4サイズに折りたたみできる大きな地図が付録しているガイドブックも顕著である。また地図や写真などの見栄えを良くするため全面フルカラーのものも多い。

内容も、地域の歴史や名所旧跡の紹介中心から、料理やホテル・温泉、みやげ物など消費誘導型の記事や、さらに特定の観光地やホテルなどとのタイアップ記事、ホテル・レストラン・観光施設の割引クーポンが付いたものもある。



また近年は、単なる物見遊山の旅ではなく、仕事や留学、定年後の長期滞在など長期間海外で生活する生活を海外に移すためのガイドブックなども登場し、リゾートやダイビング・登山など目的別のガイドブックも増えた。

自由旅行の行き先

戦後、海外旅行が自由化された1964年以降、海外旅行といえば大手旅行会社が企画するパッケージツアー(募集型企画旅行)に参加するのが一般的であった。1980年代以降、正規の販売ルートを通さない格安航空券が流通しはじめ、海外へのハードルが一気に低くなった。若者たちの間では安価に海外へ渡航し、鉄道やバスの切符を現地で購入したりヒッチハイクで移動し、ユースホステルや野宿をしながら旅行することが流行し、「貧乏旅行」という言葉も生まれた。
格安航空券を扱う旅行会社どうしの対立や、「貧乏旅行」への社会的批判もあったが、学生やフリーターなどの若者の圧倒的な人気を背景に、1980年代には大手旅行会社も格安航空券を積極的に扱うようになった。


それにしたがい、航空券、ホテル、観光等の手配を旅行会社に依頼する受注型企画旅行、手配旅行と呼ばれる旅行形態も出現した。これはいわば「パッケージツアー」と「貧乏旅行」の中間に位置するものであった。そこで、旅行会社の手を借りない自力旅行者のプライドを込めてその旅行形態を「自由旅行」と呼ぶようになった。以上の経緯から、パッケージツアーをはじめとする旅行会社まかせの旅行者を少々軽蔑する意味も込められている。



近年になって旅行形態がますます多様化するにつれ、パッケージツアー(募集型企画旅行)、受注型企画旅行、手配旅行、自由旅行の厳密な区別は困難になってきている。

観光地に行こう

観光地(かんこうち)とは、観光旅行、つまりツーリズムと呼ばれる保養、遊覧を目的とした旅行に対して、歴史・文化・自然景観などの遊覧資産を持ち、交通機関や宿泊施設などで観光客の受け入れを行える地域をいう。
これらの地域の多くは山間部、海岸部、古都と呼ばれる地域に集中し、観光で訪れる者から得る収入が地域経済の基盤となっている。


従って、国立公園内の自然保護地域など人の入れない地域、歴史・文化遺産などは、世界文化遺産などに登録されていても、交通、宿泊施設などで観光客の受け入れ体制が整っていない場合は観光地とはならない。ただしこれらの中でも、公開を目的とした整備が進み、一般旅行客にも観光の前提である歴史・文化・自然景観などの遊覧資産が鑑賞できるなどの受け入れ態勢が整っているものは観光地となる。


これらの観光地の多くは観光協会などの団体などを整備し、観光目的の客誘致、自然景観や史跡巡りの案内、宿泊施設の案内、区域内のゴミ収集など各種整備事業を行っている。
なお、テーマパーク、遊園地は娯楽施設であり、遊覧・保養を目的とした施設ではない為、観光地ではない。 ただし、テーマパークの中にも観光地に隣接しているものがあり、宿泊施設、教養施設などを提供し観光施設となっている物がある。




観光にイギリスはいかが?

イギリスはグレートブリテン島のイングランド、ウェールズ、スコットランド、およびアイルランド島北東部の北アイルランドで構成されている。この2つの大きな島と、その周囲大小の島々をブリテン諸島と呼ぶ。


グレート・ブリテン島は中部から南部を占めるイングランド、北部のスコットランド、西部のウェールズに大別される。アイルランド島から北アイルランドを除いた地域はアイルランド共和国がある。



イングランドの大部分は岩の多い低地からなり、西から東へと順に並べると、北西の山がちな地域(湖沼地帯のカンブリア山脈)、北部(ペニンネスの湿地帯、ピーク・ディストリクトの石灰岩の丘陵地帯。パーベック島、コッツウォルズ、リンカーンシャーの石灰岩質の丘陵地帯)から南イングランドの泥炭質のノース・ダウンズ、サウス・ダウンズ、チルターンにいたる。イングランドを流れる主な河川は、テムズ川、セヴァーン川、トレント川、ウーズ川である。


主な都市はロンドン、バーミンガム、ヨーク、ニューカッスル・アポン・タインなど。イングランド南部のドーヴァーには、英仏海峡トンネルがあり、対岸のフランスと連絡する。イングランドには標高 1000m を超える地点はない。